後遺症にイベルメクチンは有効か?

私の話ではありませんが知り合いがコロナに罹り後遺症が長引いています。

まさかのコロナ感染

この方は遺伝子注射を3回打ってます。しかし忘れた頃にコロナに罹ってしまいました。しかも立て続けに2回も罹ってます。一通り発熱と咽頭痛があり熱は下がって治るかなと思いきや、どうも呼吸がおかしい症状が消えないというのです。肩で息をするような状態ですぐに息苦しくなるし、胸に湿疹ができて痒みがあるというのです。

異変に気付き病院へ

自身でも不安になってきたのか、というかこの方は直ぐに病院に行って薬に頼るパターンの人、病院に行って状況を説明するも直ぐには診てもらえず自宅待機して2時間後に来てくれと言われたようです。仕方なく出直すと防護服にフェイスガード姿の医師が待ち構えていました。一通り呼吸器の検査をして肺の機能は6割7割くらいに低下しているとの結果。コロナ後遺症と診断されました。このまま放っておくと呼吸器の機能が低下して危ないと脅されて気管支拡張剤の他、対症薬を処方されました。

保健医療の限界

しかしこの気管支拡張剤が曲者です。この吸入剤の副作用で心臓がバクバクして手が震えるのです。遺伝子注射を3回打った人が心臓がバクバクするのはちょっと心配になりますよね。もっと弱い薬は無いのかと聞いても、コロナ後遺症ということでコロナ感染症に準じた処方しかできないというのです。コロナ喘息で今現在処方できるのはこれしかないとのこと、これが一番弱い吸入剤なのだそうです。単なる喘息の診断なら他にも吸入剤があるのにです。

しかもこの薬を途中で止めると症状が悪化すると脅されます。使用上の注意事項が結構ある薬だし、よ~く添付文書を見ると副作用に「喘息」がある「喘息の薬」なのです。

本人は初めての症状で心配なのでその後も診察に訪れ症状を訴えるのですが、苦しいなら入院治療が必要なので大学病院の紹介状を書くよ、と言われそれ以上の治療はありません。

イベルメクチンを試してみるも・・・

この方、実はイベルメクチン経験があるのですがコロナに罹った時はちょうど切らしていたらしいのです。慌てて注文して後日に後遺症に試してみたのですが、よっぽど焦っていたのか、その量たるや72mgを一度に飲みました。そうしたら背中がゾクゾクするような寒気のような感覚が出たというのです。でも気分は良くて感覚は元気なのに体のほうがゾクゾクする矛盾した状況になりました。この人はこれ以降イベルメクチンが怖くて飲めなくなります。

イベルメクチンの副作用なのか

しばらくして健康診断の機会があったので医師診察の時に事情を説明すると、そのゾクゾクもコロナ後遺症だと言われたようです。呼吸器の異常、下を向くと気持ち悪くなる、胸の湿疹、背中のゾクゾクもすべてコロナ後遺症の症状だと言うのです。

結局ゾクゾクはイベルメクチンの副作用ではありませんでしたが、それ以降この方はイベルメクチンは飲んでません。72mgを一度に飲んだ影響はあるのでしょうが、このことでの健康被害はありません。

後遺症にイベルメクチンは有効か?

今回のこの方の事例では、残念ながらコロナ後遺症にイベルメクチンは効果を発揮できませんでした。飲み方が悪いのか?、と言ってももうこの方はイベルメクチンが怖くて飲むことは無いでしょう。

ここまでの話で分かる通り、医療機関による保険診療では遺伝子注射がコロナ感染に悪影響を及ぼすという発想が一切ありません。それでもコロナ感染後に長引く症状の事例は蓄積しているようで、この方の症状は典型的なのだそうです。

余談ですがこの方は療養施設にも通ったらしいのです。そこではこの長引く後遺症は遺伝子注射が原因だと言われたそうです。この施設は医療機関ではないので立場が違うのでしょう。もう遺伝子注射は打たないように忠告を受けたといいます。インフルエンザワクチンもやめたほうが良いとアドバイスされていました。
ただ遺伝子注射を打ってない人でもコロナ後遺症が長引いている人がいるそうです。

後遺症にイベルメクチンの効果がないとなった場合はファビピラビルとかヒドロキシクロロキンとかの選択も考えますが、私自身は使用経験が無いので分かりません。

薬に頼って奔走する足し算の発想よりも、普段の食事からの毒素を排除してそのうえでオートファジーを誘導するといった引き算の発想の方が有効のように思います。

でもこの方は生活習慣を変えることができません。本気で治したいと決意して「専門家依存」をやめて自分で情報を探し求めない限り正しい選択はできません。