イベルメクチン(IVM)には統計的有意差がない?

イベルメクチンの効果については私自身の実体験で確認できておりますのでいまさら言うことはありません。安全性についても私自身の実体験で確認できておりますので何も心配することはありません。

Kowaのマークでお馴染みの興和株式会社さん、通称コーワ、の治験結果が出たということで中身を見てみました。大変すばらしい結果が出たと思いましたので内容を確認したいと思います。

www.kowa.co.jp

  興和株式会社(以下、 「興和」) は、 軽症の新型コロナウイルスSARS-CoV-2感染症を対象疾患として、 「K-237(開発コード)」(一般名:イベルメクチン、
以下、「本剤」 )の第
臨床試験を進めておりましたが、今回の臨床試験につきま
しては、 主要評価項目において、 統計的有意差が認められなかったことをお知らせいたします。

 本試験は、軽症の新型コロナウイルス感染症
COVID-19) 患者1,030例を対象とし
て実施した国際共同、多施設共同、プラセボ対照、無作為化、二重盲検、並行群間比
較試験です。本剤は、主要評価項目である治験薬の投与開始から
168時間までの臨床
症状が改善傾向に至るまでの時間をプラセボと比較した結果、 安全性は確認されまし
た。 また、死亡例はなく、重症化例もほとんど認められませんでした。 しかしなが
ら、オミクロン株が主流と考えられる今回の対象患者においては、本剤およびプラセ
ボともに投与開始
4日前後で症状の軽症化が認められましたが、本剤の有効性を見出すこと ができませんでした。 興和は引き続き、 細部に渡り 様々な角度から本試験結果のデータ 解析を進め、本剤の可能性についてさらに確認してまいります。 なお、本試験結果の詳細につきましては、学会または論文にて公表する予定でございます。

 本試験にご協力いただきました患者さん、医療従事者をはじめ、関係者の皆様に心より 感謝申し上げます。

                                    以 上

また日経メディカルと日刊薬業にも記事が出てますが、これらは会員制で見られないので長尾先生の記事を拝借いたします。

blog.drnagao.com

安全性が確認されました

詳細は学会で発表されるようですが、今回のプレスリリースで注目すべき点は「安全性が確認されました」という結果です。もちろん添付文書には劇薬と書いてありますし副作用も書いてあります。普通の薬にだってみんな劇薬って書いてありますし副作用も書いてあります。書いてあるから危険だなどと言うならもう薬に頼るのは一切止めれば良いのです。約500人くらいに投与して168時間、つまり7日間経過して何も不具合は無かったという結果が出たという報告です。

 ひょっとすると10年後に中枢神経の障害が出るかもしれない?、、、

じゃあ10年以上前に投与された人がイベルメクチンで障害が出た!と発表しないといけません。被害を訴える書き込みが無いといけません。障害を負った患者さんを診療した医師が警告を鳴らさないといけません。それを待ちましょうか。

オミクロン株はプラセボでも4日前後で軽症化する

コロナに罹りたくないと未だに怖がっている人がいます。いつまでも2類感染症に指定しておいて法律に基づいた過剰な対応がされていて、テレビでは感染者何人、死亡者何人などと騒ぎ立てる効果が出ているのですね。私も感染しましたし結構周りでも感染した人がいますけど、みんな治ってますよ。1,030人の患者は7日間で軽症化しているのです。死亡例もなく重症化もほとんど無いのです。そんなに怖がる病気ではないということが分かったのです。

ただ、この治験においては保健所などでの手続きで発症から投与開始まで平均3日程度かかっています。イベルメクチンは発症したら直ぐに投与しないと効果が落ちることが経験上分かっています。長尾先生はこのプロトコルでは有意差は出ないと予想したので治験には参加しませんでした。

この治験でのイベルメクチンの投与量は、0.3~0.4 mg/kgを 1日 1回3日間経口投与です。疥癬での標準用量の1.5~2倍量です。期間が3日ですので短いようにも感じますがプラセボとの比較が目的なのでこんなものでしょうか。

質疑応答では「発症から7日程度で症状が改善した症例がほとんどで・・・オミクロン株に関しては集団免疫が既にかなりあるのではないかと考える」とのことです。

イベルメクチンはもういらない薬なのか?

確かに今回の治験方式ではプラセボに対しての有意差は出なかったし、オミクロン株は偽薬でも軽症化するほどのちょっとした風邪程度の感染症なのでイベルメクチンの出番はもう無いのかもしれませんね。

ところがテレビはまだ怖がらせてきます。今度はコロナ後遺症で悩む患者が急増しているというのです。後遺症で休職しているという人が顔を隠してわざわざ公園のベンチで取材に応じるのです。職場の理解が進んでいなくて・・・などど訴えるのです。以前は味覚障害が多かったが最近は睡眠障害や強い倦怠感が主流だというのです。

今国民の8割が遺伝子製剤を打っている中で接種に関係なくオミクロン感染することが分かっています。そうすると感染者も8割が遺伝子製剤を注射したと考えられます。これが後遺症に関わっていませんか?私もコロナに罹りましたけどイベルメクチンを飲みました。嗅覚障害はありましたがすぐに治りましたよ。そんな2か月も半年も働けない程の後遺症なんて経験してません。

この後遺症の方たちは普通に対症剤の処方しかされていません。イベルメクチンはコロナには適応外使用できても後遺症には許可されていないからです。オミクロンが軽症でプラセボと有意差がなくても、この後遺症には有効かもしれませんよ。
だって遺伝子製剤を4回注射した人を回復させた実績があるイベルメクチンですよ。

興和の三輪芳弘社長は「イベルメクチンの投与により後遺症の症状を軽減できるかどうかといった後遺症治療への可能性などについても検討していきたい」と話しています。

そういう意味でもやはりイベルメクチンは常備しておいたほうが良い薬だと思います。後遺症で病院に行ったって処方してくれないんですから。PCR検査の結果なんか待つ前に症状を感じたらパッとイベルメクチンを飲む!私なら迷わずそうします。

北里大学からも有意差なしの結果が

www.kitasato-u.ac.jp記事を上げてから北里大学も結果を出していたのを知ったので追記します。
詳細が分からないので何とも言えませんが、この短い発表で分かることはイベルメクチン単回投与群(200 μg/kg)プラセボとの比較です。

  0.2mg/kgを1回だけ・・・

、、、そりゃ無理よ^^。しかも発症して数日経ってからでしょ。
そりゃ無理よ^^。一体何がしたいのか分からない治験ですね。この「医師主導」っていうフレーズに意味がありそうですが、大学も医師も生活が大事ですよね。
私も生活が大事です。健康第一です。分かります。