イベルメクチン(IVM)の偽物

私はこの騒動で初めて個人輸入を体験しイベルメクチンを体験しました。外国の医薬品を知らないサイトから個人輸入するなんて初めは抵抗がありました。もし偽物をつかまされたら?本当に商品が届くのか?万が一副作用があったら?などと不安は確かにありました。

それでも実際に購入に踏み切ったのは、遺伝子製剤は絶対に打たないと決意していたし、あの頃まだ得体が知れなかった感染症に未接種で罹るとどれほど重症化するのか分からなかったし、病院任せにしてもろくに治療してくれないのは予感していたので自分で武器を用意しなければならない必要性があったからです。

既存薬をコロナに利用する話は注目していましたが、疥癬やオンコセルカなどで30年の実績があり情報量が多いことが決め手になりました。

2021年当時にこのイベルメクチンの話をした時に色々な反応がありましたが、まず個人輸入という方法にハードルがありました。海外のジェネリック医薬品に対する警戒感、ネット購入に対する警戒感がありました。「説明を受けました」のサインを要求される政府主導の遺伝子製剤に勇気を出した人でも個人輸入には気が向かないようです。ある人は「薬局やドラッグストアで購入できるようになったら買うけど個人輸入はしない」と言っていました。絶対に店で買えるようにはならないから自分で用意したほうが早いよと諭しましたが頑なでした。ほかの人は「この薬を飲んでるなんて言ったら先生に怒られるね」と医者に気を遣っているのです。

実際に個人輸入したものが偽物かどうかなんて調べようがありません。日本補完代替医療学会がイベルメクチンのジェネリック品について成分検査をしてくれてはいますが

www.jstage.jst.go.jp実際に自分のもとに届いたものを成分検査するわけにはいきません。試しに飲んでみるしかないのです。長尾先生の話では個人輸入ルートで買う "ストロメクトール" は偽物らしいです。マルホが卸す "ストロメクトール" は病院専用であり個人輸入ルートに出るはずがないからです。

私は自分の元に届いたものを初めて服用するときには水で飲み込むのではなく口の中で溶かして味を確かめるようにしています。私が購入した銘柄は以下の5種類です。どれも効果がありました。

  • New Ivermectol 12 (Sun Pharma):溶けやすい、かすかに苦い薬品臭
  • IVERJOHN-12 (Johnlee Pharma ):溶けやすい、かすかに苦い薬品臭
  • Eqotin-12 (Eqova Healthcare):溶けにくい、味がしない
  • Iverheal 12 (Healing Pharma):初め固いが溶ける、苦味無し、かすかに薬品臭
  • Ivernom 12 (Naiom Healthcare ):濡れると崩れる、甘い小麦粉みたい、ほんのり甘い

ほとんど薬品臭がする中で Ivernom 12 だけが甘味がしました。だからと言って偽物ではなくきちんと効果がありました。イベルメクチンそのものには味がしない可能性もあります。基材の味、臭いの方が強いのかもしれません。こればかりは分かりません。

偽物を懸念する意見は色々ありまして中には「中国の原材料会社が違法な廃棄物をイベルメクチンと偽ってインドに輸出しているかもしれない」という意見を言う人がいました。確かに中国ならやりそうなことではありますが、そこまで警戒するのであればやめたほうが良いと思います。

最近の需要急増でイベルメクチンの含有量を表示より少なくしている疑いも出ています。長尾先生の話でも最近イベルメクチンの効きが悪くなってきているというものもありました。いずれにしても自分の味覚、嗅覚、体感を信じて試す以外に道は無さそうです。専門家の意見を妄信してはいけません自分を信じるのです。

最近ではFDAがSun Pharmaの米工場を査察してクレームを入れたり、メルクがインド製薬にモヌルピラビルを生産させたりとイベルメクチンを邪魔する不穏な動きがあります。仏メディンセルのイベルメクチン注射薬など怪しい動きも含めて注視は必要だと思います。